こんにちは、Language Boostの谷口です!

 

私のこの英会話教室はコロナウィルスが始まってほぼすぐにオンライン専門の教室にしました。

 

それから日本国内だけではなく、海外からのお問合せ・生徒さんも増えてきました。

 

オンラインレッスンって、対面にはない良さが結構あります。

 

対面の方がいろいろ吸収できる、対面の方がやりやすいと思われている方もたくさんいらっしゃると思います。

 

実際にオフラインでのレッスンの方が、多少生徒さんの感情の変化などはありますが、当校のレッスンではオンライン・オフラインの成長の差はありません。

 

オンライン会議とかでもそうですが、オンライン会議だと時間通り、時間ピッタリに終わるような感じですが、対面だと、会議の前後に雑談など、違うコミュニケーションも増えますよね!なのでチームワークを高めたり、関係性を深めたりするのには、オフラインの方が魅力的かもしれません。

 

当校の多くの生徒さんが、今リモートワークをされているようです。

 

生徒さんによっては、オフィスをなくして完全リモートにした会社もあるとのこと(その方たちの企業は外資でした)

 

徐々にリモートから、実際に出勤するスタイルに戻りつつある企業と、リモートのいいところを取り入れていこうという姿勢の企業が二極化している印象を受けます。

 

リモートワークが多く採用されるようになったというのも相まってか、

 

【リモートワークになってから、英語がうまく聞き取れない、英語の会議が苦痛】そんな問い合わせをいただくようになりました。

 

実はこの【リモートになると聞き取りにくくなる】理由があるんです。

 

もちろん、音が聞き取りにく、そこに尽きるのですが、

 

今後英語の特にリスニングを伸ばしたい!そう思っている、もしくは実際に今リモートで聞き取りにくさを感じて苦労している方にぜひ読んでいただきたい内容です!

 

目次

1:リモートや電話になると、【対面で英語を話した時より】聞き取りにくさを感じる理由
2:実は対面の時も同じくらいしか聞き取れなかったけど、リスニング時に音以外の何かに頼って聞いていた可能性がある
3:本当に音の課題?音の課題ではなく、他の原因も考えられる
4:学習アプローチは千差万別、あなたに合った学習は?
☆最後のまとめ☆

 

1:リモートや電話になると、【対面で英語を話した時より】聞き取りにくさを感じる理由

 

オンラインの方が、オフラインより聞き取りにくい、それは音質の問題ももちろんあると思います。

 

ただそれ以外にも、私が考える、【聞き取りにくさ】の原因があります。

 

まず一つは、【非言語】によるコミュニケーションが取れないため。

 

「メラビアンの法則」という非言語によるコミュニケーションの重要性を説いた研究があります。 その研究によると

 

  • 言語情報(話の内容など):7%
  • 聴覚情報(声のトーンや話の早さなど):38%
  • 視覚情報(見た目など):55%

 

 この割合から、人はコミュニケーションをとる際に、言語により得られる情報はたったの1割程度ということになります。

 

こういった非言語によるコミュニケーションって、対面でしか実はくみ取れないのかなと思います。

 

例えば、答えがYESでも、眉が少し真ん中によったりしたら、「あ、今この人いやだったのかな」と感じ取れたり、声のトーンだったりも明らかにぶっきらぼうな回答だと、何かネガティブな情報だったりするのかもしれません。

 

そういった言語以外の情報ってとても重要だったりしますよね。

 

 私が営業で働いていた時のお話ですが、私と一緒に営業に行った先輩は英語はしゃべれませんでしたが、日本語が話せない外国人と、【日本語だけで】コミュニケーションをとっているところを目撃したことがあります。

 

もちろん外国人の方は日本語が話せないので普通に英語で彼に話しかけていましたが、彼は臆することなく、普通の日本人に会話するようにしゃべっていました。

 

もう一つ考えられる要因、それは”音”です。

 

ここでいう、音は、音質ではなく、実際に聞こえてくる単語が聞き取れていないことが要因である可能性が考えられます。

 

以下の章で、より詳しく【音】による聞き取りにくくさせている原因をお話していきます。

 

2:実は対面の時も同じくらいしか聞き取れなかったけど、リスニング時に音以外の何かに頼って聞いていた可能性がある

 

英語でのコミュニケーションが、急にリモートになると聞き取りにくくなる原因は、音とお話しました。

 

単純に音が聞き取れていない。苦手な音(フォニックス)があるということです。

 

例えば、文を支えるうえで大切な機能語(助動詞・前置詞・冠詞等)は、構成するうえで大事ですが、

 

内容語(動詞・名詞等)に比べると、重要度は低いです。

 

下手すると、助動詞や前置詞なしで、内容語だけで内容予測することって結構できちゃうんです。

 

It is important that you tell your customers about the changes before carrying out transactions.

訳:取引を進める前に、お客さんに変更点を伝えてね!

 

ですが、…… important ….. tell your customers ……… changes before carrying  transactions.

 

単語から大体、重要、お客に伝えること、変更、前に実行をする、取引。

 

単語から状況がわかれば結構わかると思いませんか?

 

機能語の音がうまく聞き取れず、上記のような単語単位でのリスニングを実はしているのかもしれません。

 

対面で、ある程度状況がわかったりすると、これらの単語から内容予測がよりしやすいです。

 

ですのでこういった音の課題がある人は、重要な単語からのリスニングがもう癖になっていることが考えられます。

 

もちろん、日本語でも難しい単語が多かったりすると、てにおはがうまく聞き取れる・聞き取れない関係なく内容の把握が難しかったりしますし

 

音がすべて聞き取れたからといって、意味が取れるかというとそういうわけでもないのですが、

 

まずリスニングの基盤である【正確に聞き取る力】(これを音声知覚といいます)があってやっと正しく聞き取ることができるんです

 

3:本当に音の課題?音の課題ではなく、他の原因も考えられる

 

もし感覚的に音は聞こえているけど、うまく意味が理解できない、そういった感覚をリモート会議の時に感じる人もいるのかと思います。

 

英語がオンライン上で聞き取れないもう一つの原因は、音を瞬間的に意味処理ができていないことが考えられます。

 

意味処理をするためには、音を聞いてからその音(単語)から意味の瞬間的連想をするのですが、音から意味の伝達に課題があるケースです。

 

このケースは、単語の意味がしっかり分かっていない、前置詞の用法がうまくつかめていない、ということが原因となります。

 

単語単位でのリスニングになっている場合、音よりもより構文や文法を改めて学習する必要があります。

 

4:学習アプローチは千差万別、あなたに合った学習は?

 

リモートワークになって、英語のリスニングがうまくできない、

 

会議でも苦労している、one on oneのミーティングでもうまく会話ができず適正に評価されているか不安など

 

そんな悩みを抱えている方たち、全員課題は異なります。

 

ある人は、音に課題があったり、ある人は文章をリスニングから意味処理する課題があったり、そもそも文法的理解ができていないケース、多聴・多読の量が原因であるケースなど

 

本当に様々です。

 

一生懸命自分で解決しようと、独学でやってきている方でうまく英語を伸ばすことができないという方だと、ちょっと英語のやり方を変えてあげるだけで、すぐに伸びたりします。

 

それくらい、英語の学習って、人それぞれですし、学習一つで短期間で英語を伸ばすことができます。

 

当校ではまずは生徒さんのヒアリング、テスト・チェック・分析、学習の提案をしています。

 

体験でここまでの流れをしていくので、いままで気付かなかった課題を発見できるかもしれません。

 

もし今英語伸び悩んでいるけど、学校に行く余裕がないという場合は、当校のメルマガをご利用ください。

 

独学で英語を伸ばすノウハウを紹介しています。

 

でももしあなたがリモートワークで今抱えているリスニングの課題をなるべく早く解決したいと思っているのであれば、当校の60-DAY-Challengeの詳細を読んでみてください。2か月という短期間で英語が伸ばせるヒントが得られるはずです

 

Language Boostは、英語を本気で延ばしたいと思っている方をサポートし、【英語脳】にする英会話教室です。

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