こんにちは、Language Boostの谷口です
現代のビジネスシーンで求められるスキルが英語といっても過言ではない時代になってきました。
国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)の調査によると、ビジネスパーソンにとって最重要とされるスキルの第1位は「英語力」だという結果が出ているくら、今多くの企業・ビジネスシーンで英語の重要度が上がってきています。
マネジメント能力や論理的思考力、さらにはコミュニケーション能力といった他の重要スキルを上回り、グローバル市場の拡大とその影響力の大きさを物語っています。
では、英語力を武器にビジネスの現場で活躍するためには、具体的にどのレベルが求められるのでしょうか?
一般的にはTOEIC900点以上がその基準とされることが多いです。今回はそのレベル感とはどのようなものなのか、そしてその目標に到達するための学習の秘訣について掘り下げていきます!
あなたも、グローバル市場で活躍する未来に一歩近づいてみませんか?
目次
1:TOEIC900点以上のすごさ、英語の圧倒的差を見せつける!
2:TOEIC900点のレベル感は?実際に仕事でつかえるレベルなの?
3:TOEIC900点は通過点に過ぎない
4:専門知識があるなら、TOEIC900点は本当に役に立つスキルになる!
1:TOEIC900点以上のすごさ!英語の圧倒的差を見せつける!
※IIBCが公開しているデータより引用
上記のグラフは、国際ビジネスコミュニケーション協会(以下、IIBC)が公開しているデータになります。
895点以上を取得しているのは全体の4.4%にした満たないのです。
※このデータは2023年の受講生のデータがベースとなっています。
英語のスキルがマストの企業・ポジションであれば、この900点以上の力は英語の力の証明になることは間違いないです。
実際に、当校に入会されるTOEIC900点以上の生徒さんは、すでに英語で仕事を頻繁に使用されている方がほとんどです。
面接や履歴書で圧倒的な差を他の候補者とつける方法として、TOEICの900点を目指すのはとても効率的、かつ適切な戦略なのかと思います!
2:TOEIC900点のレベル感は?実際に仕事でつかえるレベルなの?
TOEIC900点があると何かできるのか?実際にTOEIC公式問題を出しているIIBCなどをもとにまとめてみました。
TOEIC900点のレベル感を簡潔に説明すると、
「高度なビジネス英語が自在に使えるプロフェッショナルレベル」となるようです。
このスコアを持つ人は、英語を母語としない学習者の中でトップ10%に位置するため、その英語力の高さは明らかですね。
具体的にどのようなスキルが身についているかを見てみましょう。
TOEIC900点の具体的なスキルレベル
1. リスニング力
- ネイティブスピーカーの会話やビジネスディスカッションをスムーズに聞き取れる。
- 異なるアクセント(アメリカ、イギリス、オーストラリアなど)にも柔軟に対応。
- 職場の会議、プレゼンテーション、電話会議でスムーズに内容を理解できる。
2. リーディング力
- 専門用語や複雑な文法構造が含まれる長文を短時間で正確に理解。
- ビジネスメールや契約書、マニュアルなどの重要文書を自信を持って読める。
- ニュース記事や専門誌など、抽象的・技術的な内容も読解可能。
3. スピーキング力(TOEIC Speakingスコアと関連)
- ネイティブスピーカーと対等に議論や交渉を行える。
- 自分の意見を論理的に整理し、効果的に伝えられる。
- プレゼンテーションや即興スピーチでも高い説得力を発揮。
4. ライティング力
- 誤解を招かない正確な英語で、ビジネスメールや報告書を作成可能。
- 語彙力や文法の正確性が高く、内容に応じた適切なトーンで文章を書ける。
TOEIC900点の強さ、圧倒的ですね!
しかし、TOEIC対策に取り組んで900点に到達した人は、スピーキングができずに苦戦することがよくあります。
TOEIC900レベルの真の英語力を養うためには、バランスよく4技能を伸ばすための学習も同時に必要となります。
3:TOEIC900点は通過点に過ぎない
まれにTOEIC満点を目標にする人がいらっしゃいますが、キャリアアップの観点ではそれはお勧めしません。
TOEICはあくまでテストなので、満点となるとTOEICの為の学習対策等が必要になります。つまり、英語のための学習ではなくTOEICの為の学習に目的が変わってしまうのです。
TOEIC900点あればもう全体の上位4.4%に当たります。数字としては十分でしょう。
では英語のスキルとしては十分か?答えはNOです。
TOEIC900点以上を取得することで得られるスキルや、可能になることはたくさんあります。
900点のレベルは、英語を使いこなしてグローバルな舞台で活躍するための大きな武器になりえるのです。
ただ、もしご自身の専門的な領域で英語力を発揮していきたい、TOEICの点数以上の学習がマストになるでしょう。
以前から趣味もしくは自己啓発として自分なりの英語学習を続けてきてはいました。しかし、去年から仕事で必要になり、いざ使ってみると欧米人相手に全然仕事にならない、、ということに愕然として、今まで通りの勉強法ではだめだと思っていろいろと探していたところ、こちらのLanguage boostを見つけました。体験レッスンを受けてみて、今まで自分では気が付けていなかった「英語が聞こえない理由」を教えてくださり、2か月で絶対に変化を感じられるとのコメントをいただいたので、こちらでやってみようと思いました。いざ始めてみると、2回目のレッスンを終えたくらいから、前から聞いていた英語の歌(ディズニーなど簡単なものですが)の中に、今まで聞こえていなかった音があるのが認識できるようになりました。また、シャドーイングの課題についても1回目や2回目のレッスンの後に出た宿題を、10回目レッスンが終わったくらいに聞きなおしてみると、以前よりもよりクリアに聞こえるようになっている感覚がありました。
上記のコメントをしていただいた方は、TOEICも900点以上相当の方ですが、実際にビジネスでネイティブと仕事を英語でするとなると、TOEIC900点以上に伸ばしていく必要があります。
社内の査定・転職に有利なTOEIC900点ですが
今後ビジネスで英語を使うという方は、TOEICのその先の英語の力をつけるための学習は必ず必要になってきます。
4:専門知識があるなら、TOEIC900点は本当に役に立つスキルになる!
上記でTOEIC900点以上の必要性も併せてお話しましたが、あなたに”専門性”があるのであれば、TOEIC900点で十分ビジネスで通用するというケースもあります。
言語処理のお話をしながらその説明をしたいと思います。
人間は言語の処理を2つのステップでしているといわれています。
1つは、音の知覚
2つは、意味処理
1の音の知覚は、ワナと聞いてwannaだとわかる、音=単語が把握できる力です。
2つ目のステップは、このwannaと聞いて~したいと理解する能力です。
これは日本語でも同じです。
私の実体験を元にお話しします。
幼少期のころ、1年ほど茨城に住んでいたことがあります、福島まで近かったのでよく週末家族で温泉に行っていました。
「今日は秘湯にいこう!」と父がかなり山奥の方まで行って、方言が強くなる地域にまで行きました。
温泉は素晴らしく、今でも覚えています。
さてそこの温泉の近くのお土産屋さんに行き、「これを下さい」と私は一つのキーホルダーを指さしました。
するとおじさんは、「ぬこか?」といってきました。
わたしはその【ぬこ】が名詞であるということは判断できましたが、その【ぬこ】を「猫」といっているのだと思ったのです。
わたしは「いいえ、その星のマークのやつください」といったら、またおじさんは「ぬこいるのか?」と聞いてきたのです。
おじさんが言っていた「ぬこ」は2個という意味でした。
ここでこの2つの処理の説明ができます。
わたしはぬこ=2こだとわからなかったため、音の処理ができなかったということがわかります。
英語もそうで、this is 〇〇の○○がわからなければ、これはナンダ?となるわけです。
単純な構造かもしれませんが、この単純な構造で言語は成り立っているのです。
簡単に言うと、この2つのプロセスを強化するための学習をすれば、英語はぐんぐん伸びていきます。
ここで何が言いたいのかというと、その【ぬこ】が専門用語的な立ち位置であるということを言いたいのです。
専門職に就いている人は、相手が行っていることを「専門用語」からある程度意味予測ができるため、単語の負荷が下がります。
つまり、単語の負荷が下がることで、音の負荷がかからないため、意味処理がスムーズにできるという利点があるのです。
そういった方たちにとっては、TOEIC900点あれば十分ビジネスでも困らない英語の力だと言えるでしょう。
☆まとめ☆
今日はTOEIC900点がいかにビジネスで活用できるか、そして専門分野であればさらにその力を発揮するというお話をしました。
TOEIC900点以上になると、
・転職でも有利に働きますし
・社内での英語のプロジェクトの参加のチャンスも多くなるでしょう
・専門性の高い業務についているのであれば、TOEIC900点は鬼に金棒です
ただ、実際の業務に携わった際に、さらに英語を伸ばすことが必要なことも出てくるでしょう。
Language Boostは、英語を本気で延ばしたいと思っている方をサポートし、【英語脳】にする英会話教室です。
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