205回目のブログは、【シリーズ:60日で英語を習得するためのメソッド~①目標の設定~】のお話をしようと思います!
今回から<60日で英語を習得するためのメソッド>をお話ししていこうと思います。
記念すべき1回目は目標の設定です。
この目標の設定には、PDCAサイクルを活用して、まずはその目標に達するために何をすべきか?を明確にしていきます。
PDCAサイクルがもたらす、学習効果とは?
PDCAとは、もう結構いろんな人が知っているワードかと思います。
Plan=計画 Do=実行 Check=評価 Action=改善 の頭文字をとったものですね。
ビジネスにおいては、このPDCAを上手に循環的に行い、仕事を効率的にまわし、仕事の発展及び改善を目指します。
これを英会話の学習に置き換えると、このPDCAをうまく利用し、英語の学習そのものを効率化し、英語の成長を目指すということです。
このPDCAを取り入れることによる効果は主に時間の効率化です。
目標が明確になることで、行動を単純化することができます。
何をするべきか?が明確となり、学習する時間を最短にするこが可能です。
例えば、リスニング強化のためにディクテーションを導入するとします。ディクテーションのやり方をしっかりとPDCAサイクルを通して何度も行うことで、ディクテーションそのもののスキルを上げることが可能となり、ディクテーションそのものの質も上がってきます。それにより短時間で、より高度な構文や単語を聞き取れるようになります。
実はここのプロセスが一番厄介で、一番時間がかかりますが、最も大切なステップでもあります。
このステップをしっかりと踏むことで学習効率がより上がります。
ではそれぞれのセクションでどうやって目標を立てていくのかを話していきます。
Planはその名の通りあなたの学習計画
今回ここで紹介するプログラムは<60日で英語を習得するためのメソッド>です。
なので、この60日間の学習計画を立てていきます。
このPLAN(計画)のステップでは以下のことを明確にしていきます。
①期限:PDCAサイクルの期間を決めます。
今回は60日!
②目標の定量化:目標を明確な数字にします。
100文字から200文字程度(スピーキングで約50秒から1分30秒)の英語のスピーチを正確に聞き取れるようになる。
②現在の英語のレベルとのギャップ:ここがスタート地となりますね!
現在は1文、約10文字から20文字程度しか聞き取れない。文章が長くなるとうまく理解できない。
③現在そのギャップが生まれている理由は?;できるだけ思いつくことをどんどん書きます、そしてここでのポイントは「苦手」なことだけではなく「自分の得意なこと」にも目を向けることです、それによって自分の得意分野を強化することもできるようになります!
a. 十分な構文の理解がない
b. 語彙力が不足している
c. 英語を正しく聞き取れていないので視覚でわかるものでさえも聞き取れない
d. 英語を返り読みしていて、うまく意味処理ができていない
e. 学習が習慣化できていない
f. 映画や教材を聞く習慣があるので、フレーズで覚えているものが多い
④優先事項は?優先的に解決すべき課題は?:現在優先的なものでないものはここで外します、なぜかというとタスクを多く抱えすぎると、現在克服しなくてはいけない課題へのアプローチがあいまいになってしまうからです。そうなると、目標達成に効率的にたどり着けなくなります。どうやって<優先順位を決めるか>ですが、ポイントは「これが今最優先でできるようになりたいな!」でいいです!
c. 英語を正しく聞き取れていないので視覚でわかるものでさえも聞き取れない
d. 英語を返り読みしていて、うまく意味処理ができていない
e. 学習が習慣化できていない
⑤課題をKPI化していきます:達成度がわかるようにしましょう。そしてここでも<最も重要な順位>を付けることが大切です。どうやって最も重要であるかを決めるかですが、「課題をクリアーしたら最もゴールに近づけるもの」です。
c. 英語を正しく聞き取れていないので視覚でわかるものでさえも聞き取れない(※重要KPI)
→聞きとりのベースを作るためのディクテーション1日×15(10文字程度のものを)行う
d. 英語を返り読みしていて、うまく意味処理ができていない
→音読を取り入れ、返り読みがなくても1回のリーディングで意味がとらえられるようになる
e. 学習が習慣化できていない
→毎日寝る前に音読練習を行う、自分の好きな教材を使う
⑥これを実行するための解決策を考えてみる:仮でもいいです!ここでもたくさんの解決策を出すのはよくないです。PDCAはあくまで回転させることで改善していくものなので、ファーストステップではあくまで「現在思いつく手軽なもの」でいいです。今の解決策が今後活用されるかわからないので、とにかくパット思いつくものを2、3個でいいです。
a. 朝6時に起きて1時間勉強する
b. 2か月間は飲み会に行かずに、帰宅後に1時間勉強できる時間を確保する
c. 毎日の勉強をノートにまとめる
ここまでがPlanです、このPlanのステップではより詳細に内容を固めることで次のステップDoがより明確になります。
Doは実際の作業となります!
Doは実際にPlanで立てた目標を実際に作業として行っていくステップです。
Planでなるべく細かく目標設定をして実際の現在の課題を探った理由は、このDoのステップはそのPlanがすべて反映されるからです。
①Planの解決案でだしたものを実際にどうやってDOにするか?
a. 朝6時に起きて1時間勉強する
→朝は学習効率がいいので、淡々とディクテーションを行う。量を重視。
b. 2か月間は飲み会に行かずに、帰宅後に1時間勉強できる時間を確保する
→上司や自分の周りの人間に英語を勉強していることを伝える
c. 毎日の勉強をノートにまとめる
→一日行ったディクテーションの量と音読の課題を記録に残す
②実際に行う作業に優先順位をつける
☆ディクテーション1日×15行
△音読
③達成率を具体的にする
・夜の学習時間がもっと作れそうなので1時間から2時間に変更
・朝はディクテーションよりも音読のほうが淡々とこなせるので、ディクテーションを夜に変更
④Todoに落とし込む
・朝はリーディング用のスクリプトを精読後、30分音読練習を行う
・夜はひたすらディクテーションを1時間行う
・ディクテーションを分析するためにオーバーラッピング練習を1時間その後行う
このTODOまで落とし込んでやっと実際の作業を開始します!!
Checkでは内容の見直しをしていきます!
このチェックのステップでは、これからPDCAをよりよいサイクルにするための核となる部分です。
実際のDoはどれだけ達成でき、どういった改善をしていくべきか?をしっかりと見直していきます。
この分析ステップがしっかりと行えていると、次のサイクルがよりよいサイクルに代わっていきます。
①目標の達成率をチェック
・聞き取りは問題なくできるようになったが、意味理解としては50%
・ディクテーションを行ったので、細かな時制や前置詞が明確に聞こえるようになった
②PLANの達成率をチェック
・聞きとりのベースを作るためのディクテーション1日×15(10文字程度のものを)行う
→100%
・音読を取り入れ、返り読みをなくすように練習をする
→50%うまくできない。構文理解や単語をしっかりと調べる時間に結構とられているため、音読の練習時間が思ったほどとれない
・毎日寝る前に音読練習を行う
→50%発音がうまくできないので、チェックするのに時間がかかる
③DOの達成率をチェック
・夜の学習時間がもっと作れそうなので1時間から2時間に変更
→できた、土日はもっとできる
・朝はディクテーションよりも音読のほうが淡々とこなせるので、ディクテーションを夜に変更
→音読の時間が足りない、50%
④できなかった原因を突き止める
・音読練習の時間が足りない
→構文理解と単語を強化する
→音源を使って、耳から単語の意味も定着させる
ここチェックのステップではしっかりとできないことを明確にすることで、次のPLANにうまく反映されます。
実際の成長率を確認することで、具体的に今後伸ばすべき点が見えてきます。
Actionでは、次の新しいサイクルのための対策を固めます
Actionでは具体的な改善策を探ります。
Checkのステップで見つけ出した<課題>に対する、具体的な改善策を見つけていきましょう!
先ほどのチェックでの課題は「聞こえるようになったが英語を意味理解する感覚がまだ欠如している」「音読の練習が十分にとれていない」ことでした。
以下のACTIONのステップで今後の新たなPDCAの土台を作っていきましょう!
①実際の結果をベースに、改善案を考えてみる:
・聞こえるようになったが英語を意味理解する感覚がまだ欠如している
→英語を頭から取る感覚がたりない、英語を返り読みせずに理解するための感覚を鍛える必要がある
・音読の練習が十分にとれていない
→構文の理解と語彙力の不足があるので、その2つを強化する必要がある
→スクリプトをもっと簡単なものにするべきかも?
②改善案に優先順位をつけ実行する
〇音読の時間を30分増やした
△新しい教材を探す
ここまでが、2ヵ月までの流れです。
当校ではみなさんのかわりにあなただけのPDCAを作成することも可能です
これを自分で分析するのはちょっと時間がかかるかもしれませんが、自分の課題や弱点がとても明確になります。
最初は面倒かもしれませんが、コツをつかめば学習の感覚も身についてきます。
もしどうやってPDCAを立てればいいのかわからない場合は、無料体験レッスンで簡単な分析をすることも可能です。
今学習のススメ方がわからない方、英語の成長に伸び悩んでいる方にぴったりかと思います。
まとめ
さて、今回は「シリーズ:60日で英語を習得するためのメソッド~①目標の設定~」でしたがいかがでしたか?
英会話習得に少しでも興味があるというかたはこちらのコースがおススメですので、ぜひ読んでみてください。
Language Boostは、英語を本気で延ばしたいと思っている方をサポートし、【英語脳】にする英会話教室です。
一度体験レッスン受けたいと思われた方、完全予約制ですので予約をお願いいたします。
浦和駅から徒歩5分、ビジネスパーソン向けの英会話教室【Language Boost】
■営業時間:7時~10時、14時~20時(最終クラス受付20時)
■住所:さいたま市浦和区東仲町7-16
■e-mail:
languageboost2018@gmail.com
■最短60日でビジネスパーソンを英語脳にするプログラム:
http://languageboost.jp/about/
■確実に【英語脳】にする3つのレベルコース詳細:
http://languageboost.jp/services/
■ご質問やお問い合わせ:
080-6789-9595