Language Boostの谷口です！
皆さんは今までTOEICのテストを受けたことがありますか？
TOEICのテストは、“日常生活やグローバルビジネスにおける活きた英語の力を測定する、世界共通のテスト”です。聞く・読む力を測る Listening & Reading Test と、話す・書く力を測る Speaking & Writing Tests により、4技能（聞く・読む・話す・書く）全ての英語コミュニケーション能力をチェックすることができます。
そのため、多くの企業でTOEICのテストのスコアを英語の判断基準として活用しています。
Language Boostには、TOEICのスコアを上げたいから来る問う方は少ないです。
企業で英語を使わないといけないし、TOEICの点数を求められているけど、TOEICの点数ではなく英語の力を伸ばしたい！という方がほとんどです。
しかし、今までの生徒さんを見ていると、TOEICの勉強をせずとも、英語の基盤を上げられれば必ず英語の力は上がることはわかっています。
今回は当校でも実際に取り入れている学習を紹介しながら、効率的に英語の実力とTOEICの点数両方を上げる学習のヒントを紹介します！
これから英語の学習を始める方、今まで英語の学習をしてきたけどTOEICの点数に直結しなかった、英語が伸びないと悩んでいる方にぜひ読んでいただきたいです！
目次
１：TOEICのリーディングを伸ばすための学習ステップとは？
２：リスニング学習の効率的な学習方法は？
３：あなたに合った学習は、あなたの課題によって変化する
☆最後のまとめ☆
１：TOEICのリーディングを伸ばすための学習ステップとは？
リスニングは、リーディングができてこそです。
特にPart2なんかは文章そのものが短めで、理解しやすく、リスニングの方が学習しやすい！と思われる方も多いかもしれません。
ただしっかり英文を理解できてこそ、リスニングの正確性が上がります。
ですので、リーディングのパートからまず伸ばしていくのをお勧めします。（リスニングを同時進行で伸ばしてもいいです、リスニングの学習については以下で詳しく説明します）
では、どのようにリーディングを伸ばしていくのか？を説明します。
☆リーディングの伸ばし方☆
リーディングを伸ばす方法としては大きく２つあります。
一つは、多読です。
多読は、そこまで文法にこだわらず多くの英文をとにかくたくさんよむ学習です。
もちろん全く単語がわからないものは随時調べるのが理想的ですし、ご自身の単語帳を作れればベストです。
ただこの多読学習の重要なポイントは、とにかく読む量です。
TOEICの公式テスト問題集などをいくつか購入し、たくさん読んでみてください。
もう一つの学習方法は、音読を取り入れるリーディングを伸ばす方法です。
この方法はTOEICテストのスコアがすでに５００点以上ある方にお勧めします。
というのも、TOEIC５００点以上ないと、なかなか難しい練習だからです。
では簡単にやり方を説明します。
多読学習や通常のリーディングを解く工程とは違い、いきなり音読をします。
音読をした際に、まだ慣れていないと、読むことに必死で内容がどんどん流れ落ちていく感覚になるでしょう。
でもそれでいいのです。
音読練習をいきなりリーディングを伸ばすためにやっていただく理由は、英語を英語の語順で取れるようにするための訓練だからです。
「英語の文章が長くなれば長くなるほど、内容が保持できない」感覚になったことがありますか？
そんな経験がある人は、英語を英語の語順で理解する感覚がまだできていない人である可能性があります。（ほかの要因もありますが、必ずこの”頭から理解すること”に課題があります）
音読は強制的に英語を英語の語順で読み進めなくてはいけないので、とてもいい練習になります。
この音読練習をする際のポイントは、なるべく内容を理解するように読むことです。
そして１回目で全部理解できる必要もないということ。
もしうまく内容が入ってこなければ、最大３回まで音読練習をして内容をつかむようにしてみてください！
１回目で理解できず、すぐに精読に入るのではなく、何度か英語を英語の語順で理解することに努めてみてください！
そして、この３回の音読練習が終わったら、次に精読をして、再度音読練習をすること。
音読練習（１回から３回）→精読→音読練習（１０回程度）
この練習をするだけで、徐々に英語を英語の語順で理解できるようになります。
２：リスニング学習の効率的な学習方法は？
リスニング学習は、残念ながら多読のようにたくさん聞けば伸びるというものではありません。
多聴のいい点は、視覚的に単語を確認できるため、単語すべてに意識が行きます。
一方で、リスニングの多聴の弱点は、聞き取れない音がずっと無視されてしまう点です。
例えば、主要な単語（内容語；動詞・名詞等文章で大切といわれている単語）のみ聞き取り、その聞き取れた音から内容を予測したりすることができます。
もちろん、日々の生活でそういった主要な単語から内容予測をすることはあります。
しかし、基本的にはすべての単語を聞き取り、正確に理解することが理想的ですし、ほとんどの場合そのように言語は理解されています。
ですので、リスニングの練習はいかに音に集中して学習するか？が重要になるのです。
そこで今回紹介したい「効率的なリスニングの学習法」ですが、
上記で紹介したリーディングで使ったリーディング用のテキストを使うやり方を紹介します。
まずはリーディングのスクリプトの音源があることが条件でお話を進めるので、この学習を進める場合は、ネイティブが発話している音源があることを確認してくださいね！
☆効率的に伸ばすリスニング学習法☆
リーディング練習をして、精読も終わり、内容もしっかり理解できた状態になったら
リーディングのスクリプトを見ないで、シャドーイング練習をします。
シャドーイング練習とは、ネイティブが発する音を追いかける練習です。
詳しいシャドーイングの練習は動画にまとめたので、ぜひ見てみてくださいね！
音読練習でリスニング・リーディングを同時に伸ばす方法 – YouTube
シャドーイングの練習を長年しているのに、リスニングが伸びない理由は？ – YouTube
この練習をする際に気を付けていただきたいポイントは、音ではなく自分が発する英語にフォーカスを当てすぎないことです。
このシャドーイングの練習の目的は、音を正確に取れるようにする練習です。
ですので、音だけにフォーカスした練習することを心がけてください。
もしあなたのシャドーイングが、ネイティブの音源と重なるようなシャドーイングになっていたら、それはシャドーイングではなく暗唱している英語を発しているだけですので、音の練習になりません。
またネイティブが発話する音からかなり距離があるシャドーイングもこれは音からの想起というより、暗記した英語を発話しているor 英語の文章を頭で組み立てて発話している可能性があるので、またこれも音の矯正になりません。
シャドーイングはただ単純に音だけを追いかけることを意識して練習してみてくださいね！
３：あなたに合った学習は、あなたの課題によって変化する
もしあなたが長年シャドーイング練習をしているのに、うまく伸ばせないのであれば、やり方を少し変えるだけで一気に英語を伸ばせるかもしれません。
今まで音読練習をしてきたのに英語が伸びないと悩んでいる人も、実は少しやり方を変えただけでどんどん英語が伸びるかもしれません。
学習ってただやることではなく、どこにフォーカスするかによって成果が変わってきます。
少しやり方を変え、意識を変えるだけで、短期間で伸ばせたりするんです。
でも、長年やってきた癖を直すのにもまた時間がかかってしまいます。
もしまだあなたがシャドーイングの練習も知らない、音読の練習も知らない、でも英語を伸ばしたい！そう思っているのであれば、あなたに合った学習が何か？そして何をどうすれば英語を効率的に伸ばせるのか？を調べることをお勧めします。
やみくもに英語学習を始めると、「このやり方であっているのかな？」「もう一か月学習しているけど成果を感じられない」等不安が襲ってくるかもしれません。
そうなると、やはり長期の学習が難しくなり、途中であきらめ、やめてしまったりします。
どんな学習が自分にあっているのか？をチェックすることは当校の無料体験でもお伝えさせていただいています。（その際はそれが知りたい旨を教えてください）
しかし最も重要なことは、あなたに合った学習を正しいフォームで長期的にやり続けていくこと。
そして練習そのものの質が上がれば、あなたの学習効率もおのずと上がってきます。
学習効率が上がれば、英語の実力も必ず上がっていきますし、TOEICの点数も必ず伸びていきます。
Language Boostは、英語を本気で延ばしたいと思っている方をサポートし、【英語脳】にする英会話教室です。
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